06
2012
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【テクニカル手法勉強会】第1回 ~その3~
CATEGORY海外FX・海外投資・トレード手法、等
↓過去の記事の続きです
【テクニカル手法勉強会】第1回 ~その1~
【テクニカル手法勉強会】第1回 ~その2~
はい。手法の説明はその2の回で説明させていただきました。
今回はこの手法でトレードする場合の注意点です。
①:多くの場合は、この手法で理論通りになるが、騙しもある。
この手法を知った後、私の方でこの手法の有効性を検証しました。
過去チャートの分析の結果、ミニダウ1~15分足限定ならば、
9割以上はこの理論通りの値動きになるので、一応の有効性はあります。
ただし、騙しとなるパターンもあるにはある。
騙しとなる場合は、逆に方向に大きく動きやすいので、
ロスカットを徹底しておくなど、警戒は常に必要となります。
②理論通りの動きになる=利益になるとは限らない
①で理論どおりの動きになりやすいという説明をしましたが、
理論通りの動きになる=利益になるとは限らないという欠点があります。
というのも、売買するタイミングが無いケースがかなり多いです。
7/26に50ドル取った話をその2の回で記載しましたが、
むしろあのようなケースの方がレアです。
例えば、下記のような感じで、一瞬でライン④とかそれに近いポイントまで、
食ってしまうパターンが多いためです。
(特に大陽線/陰線でも比較的値幅が小さい場合は、このパターンになりやすいです)

③確定前に見込みで勝負をかけると、騙される可能性がある
②の理由につき、多くの場合は陰線の確定を待つ前に見込みで勝負する必要が出てきます。
ただし、見込みで勝負してしまうと、逆に動いてロスカットになってしまったりします。
例えば、下記のように一旦ライン①を割り込むが、最終的には、下ヒゲになって、
上に行ってしまうケースですね。
「騙された~」という感じです(笑)

④なぜか、手法が有効となる市場が限られる
この手法の有効性を様々の市場で検証してみました。
お得意のプログラミングと統計解析ですね。
・日経225先物mini
・225銘柄の現物株
・CBOT miniダウ
・FX ドル/円
はい。多くの市場で役に立ちません(笑)
一定の有効性が見られるのは、ミニダウくらいです。なんでかはわからないですが・・・
FXも若干の有効性はありますが・・
むしろ、日経とかは、この手法をあざ笑うかのような価格形成をする場合もあり、キケンな場合も。
もしかすると、業者間では有名な手法で、この手法で利益が取れないような構成に
操作してるのかもしれませんね。
「相場とは基本的に業者がいじくるものである」という前提がこの理論には欠けています。
ということで、基本路線としては・・・・
・ミニダウでしか使わない
・基本的にロスカットは徹底し、あんま過信しない
・値幅が取れそうなパターンのときだけ積極的に勝負する
・確定前に見込みで勝負する場合は、騙される可能性を極力下げるために、
他のスパンのラインと組み合わせたり、他のテクニカル手法と組み合わせて、精度を上げる必要がある
というわけで、実は結構簡単ではないんですね。
まあ、世の中、そんなに甘くは無いということですね。(汗)
まあ、話は変わりますが、その1の記事で下記のように書きました。
>というのも、知り合いから教わった手法なんですね。私が作ったものではない。
>
>その知り合いもどっかの有料サイトかなんかで知ったそうです。
まあ、そもそも投資とか競馬関連の有料サイトの会社なんて、基本的に「怪しい」わけですが、
個人的には、この手法自体はある程度の有効性のある手法だと思いました。
要は「使い方次第・使う人次第・投資スタイル次第」なんでしょうね。
コレに限らず、テクニカル手法全般に言えることですが。
おそらく、多くの有料サイトなどは、今回の記事で書いたようなデメリットや欠点を伏せて、
「いくら儲かる」だとか「すごい利益」だとかを宣伝文句に、
会員を集めて金儲けしてるんでしょうね。うらやましいですね(笑)
批判しているわけではないです。ビジネスとしては正攻法です。正しいやり方(笑)
先物でトレードしたりしてバクチ打つよりよっぽど堅実な金儲けかと。
まあ、ただ、消費者目線としては「要注意」ということですね。
【テクニカル手法勉強会】第1回 ~その1~
【テクニカル手法勉強会】第1回 ~その2~
はい。手法の説明はその2の回で説明させていただきました。
今回はこの手法でトレードする場合の注意点です。

①:多くの場合は、この手法で理論通りになるが、騙しもある。
この手法を知った後、私の方でこの手法の有効性を検証しました。
過去チャートの分析の結果、ミニダウ1~15分足限定ならば、
9割以上はこの理論通りの値動きになるので、一応の有効性はあります。
ただし、騙しとなるパターンもあるにはある。
騙しとなる場合は、逆に方向に大きく動きやすいので、
ロスカットを徹底しておくなど、警戒は常に必要となります。
②理論通りの動きになる=利益になるとは限らない
①で理論どおりの動きになりやすいという説明をしましたが、
理論通りの動きになる=利益になるとは限らないという欠点があります。
というのも、売買するタイミングが無いケースがかなり多いです。
7/26に50ドル取った話をその2の回で記載しましたが、
むしろあのようなケースの方がレアです。
例えば、下記のような感じで、一瞬でライン④とかそれに近いポイントまで、
食ってしまうパターンが多いためです。
(特に大陽線/陰線でも比較的値幅が小さい場合は、このパターンになりやすいです)

③確定前に見込みで勝負をかけると、騙される可能性がある
②の理由につき、多くの場合は陰線の確定を待つ前に見込みで勝負する必要が出てきます。
ただし、見込みで勝負してしまうと、逆に動いてロスカットになってしまったりします。
例えば、下記のように一旦ライン①を割り込むが、最終的には、下ヒゲになって、
上に行ってしまうケースですね。
「騙された~」という感じです(笑)

④なぜか、手法が有効となる市場が限られる
この手法の有効性を様々の市場で検証してみました。
お得意のプログラミングと統計解析ですね。
・日経225先物mini
・225銘柄の現物株
・CBOT miniダウ
・FX ドル/円
はい。多くの市場で役に立ちません(笑)
一定の有効性が見られるのは、ミニダウくらいです。なんでかはわからないですが・・・
FXも若干の有効性はありますが・・
むしろ、日経とかは、この手法をあざ笑うかのような価格形成をする場合もあり、キケンな場合も。

もしかすると、業者間では有名な手法で、この手法で利益が取れないような構成に
操作してるのかもしれませんね。
「相場とは基本的に業者がいじくるものである」という前提がこの理論には欠けています。
ということで、基本路線としては・・・・
・ミニダウでしか使わない
・基本的にロスカットは徹底し、あんま過信しない
・値幅が取れそうなパターンのときだけ積極的に勝負する
・確定前に見込みで勝負する場合は、騙される可能性を極力下げるために、
他のスパンのラインと組み合わせたり、他のテクニカル手法と組み合わせて、精度を上げる必要がある
というわけで、実は結構簡単ではないんですね。

まあ、世の中、そんなに甘くは無いということですね。(汗)
まあ、話は変わりますが、その1の記事で下記のように書きました。
>というのも、知り合いから教わった手法なんですね。私が作ったものではない。
>
>その知り合いもどっかの有料サイトかなんかで知ったそうです。
まあ、そもそも投資とか競馬関連の有料サイトの会社なんて、基本的に「怪しい」わけですが、
個人的には、この手法自体はある程度の有効性のある手法だと思いました。
要は「使い方次第・使う人次第・投資スタイル次第」なんでしょうね。
コレに限らず、テクニカル手法全般に言えることですが。
おそらく、多くの有料サイトなどは、今回の記事で書いたようなデメリットや欠点を伏せて、
「いくら儲かる」だとか「すごい利益」だとかを宣伝文句に、
会員を集めて金儲けしてるんでしょうね。うらやましいですね(笑)
批判しているわけではないです。ビジネスとしては正攻法です。正しいやり方(笑)
先物でトレードしたりしてバクチ打つよりよっぽど堅実な金儲けかと。
まあ、ただ、消費者目線としては「要注意」ということですね。
